
JWCO総合情報誌『フクミル』タイアップ記事
2018年度入社、【春風 「緑」店】加藤 雅裕にリアルインタビュー!
無関心だった福祉の道を突き進む
春風緑店に勤務する加藤さんは、友人である笹山部長に誘われて弊社に入社するまでは、全くの福祉未経験者でした。それまでは福祉に関心すらありませんでしたが、経験していくうちに福祉や障がいに対する考え方が変わっていったと言います。

「入社初日、ひどく癇癪を起こした利用者様が暴れてしまったんです。それまで障がい者に接したことが無かったから怖くて不安になり、その日のうちに笹山に『続けられないかも…』とこぼしました。でも、1〜2ヶ月経つ頃には、利用者様のことがわかってきて思い入れも出てきたし、利用者様と接している時の方が楽しいと感じるように。みんながいない日中はつまらないと言うか、早く帰ってきて一緒に遊びたいと思うようになりました。以前は障がいについて知ろうともしなかったけど、やっぱり知ることは大事。今では、障がいという意識は無くて、ただの特徴だと思っています」
そんな加藤さんですが、現在は春風を内外から良くしようと奮闘中とのこと。その思いを語ってくれました。
利用者様にも親御さんにも、社会から選ばれる「春風」へ
「ショートステイが可能な施設は少なく、利用者様にとっては春風を選ぶしかないのが現状です。でも嫌々で利用していただくのではなく、『春風を利用したい。春風で良かった』と思われる施設にしたい。以前、ある親御さんから『春風は良いとは言えないが、融通がきくから使っている』と言われたことがあり、その言葉が今でも頭から離れません。僕は、そんな春風の評価を覆したいのです。
たまに親御さんから、利用者様の要求を全て飲んで欲しいと言われることがありますが、何でもやってあげたらその方にとって進歩はありません。支援と甘やかすことは別物で、春風は自立支援が目的です。家と春風、他の施設、またはスタッフによって支援の仕方や対応が違うと、優しい方へ行きたがるのが人間というもの。本当の意味で支援するためには、横の繋がりがとても重要で、そのためにも親御さんやスタッフ間での話し合いが大切です。自分の子供を預けたいと思うか、自分だったら泊まりたいと思うか、利用者様の目線に立ち、より良いものにするためにはスタッフの意識改革も必要です。春風には僕のように未経験で入社する人も多いため、マニュアル作成やスタッフ育成に力を入れていくつもりです。とにかく今は、この春風をガラッと良いものへ変えたい。まずは施設の美化活動。1ヶ月で春風を全て綺麗にします。そして、スタッフが一丸となり、支援の質を向上させ、利用者様にも親御さんにも利用したいと思ってもらえる場所を目指します」

加藤さんは自身のことを、自ら困難な道に行くタイプと話しました。JWCO入社以前からその傾向にあったらしく、大変な仕事ほどやりがいがあると感じるそうです。何かを変えるには、きっと加藤さんのような熱量を持つ人が必要なのでしょう。その熱意で、春風がより良い方へ向かうことを期待せずにはいられません。
StaffVoice リアルQ&A

●仕事をする上で大切にしていることは?
利用者様の目線に立つことです。「このイベントだから来たい。あのスタッフがいるから泊まりたい」と言ってくれる子が増えてほしいと思います。
●この仕事のやりがいは?
ほんのちょっとしたことでも、利用者様の成長が見えた時。ご飯を一人で食べたり、歯磨きや体を洗うなど、今まで当然のようにやってもらっていたことを自分でやろうとする様子が伺えると、やってよかったなと思います。
●この仕事に向いている人は?
最低条件として、人と接するのが好きな人。相手の立場に立てる、様々な考え方ができる人が特に理想です。ある種、接客業だと思います。
●JWCOの良いところは?
事業所が増えて会社自体が大きくなっても、代表が遠い存在にならず、直接電話して相談できるところ。ちゃんと見てもらっている感じがするし、とてもやりやすいと感じます。
●今、挑戦していることや今後の目標は?
スタッフがチームとしてまとまるために、管理者としてできることを個人的に勉強しています。そして、ゆくゆくは僕がいなくても、スタッフや管理者が誰になっても上手くいくような仕組みにしたい。利用者様はもちろん、スタッフも育つ場所にしたいです。「入社したらまずは春風に入れよう」と言われる場所に。

STAFF NAME
加藤 雅裕 Masahiro Kato
PROFILE
2018年度入社。友人に誘われたことが入社のキッカケに。それまでの人生で全く関わったことのなかった福祉に携わることができ、今ではとても感謝しているとお話されています。人と話すことが好きで、休日は気の合う友人とご飯に行ったりすることが多いそうです。