愛知県内を中心に障がい者・高齢者支援、福祉・介護・医療・教育事業を展開しています。

菅野 颯

STAFF VOICE Vol.024

JWCO総合情報誌『フクミル』タイアップ記事

2021年度入社、アペロヒューレ、菅野颯にリアルインタビュー!


学びを活かし、人と関われる仕事

 アペロ・ヒューレに職業指導員として勤務する菅野さんは、前職では予備校の教師をしていましたが、大学で勉強した心理学を活かせなかったため福祉の仕事を選んでJWCOに入社したそうです。菅野さんが心理学を学ぶことを決めたきっかけ、福祉の道を進むことにした思い、そして菅野さんの夢についてお聞きしました。
「高校時代は真面目に勉強していたのですが、ある日突然嫌になり、授業にも出ず音楽室で楽器を弾いていたんです。当然すごく怒られて、生徒指導室で鍵をかけられ夜9時頃まで何人もの先生に囲まれていました。僕は泣き出してしまったんですが、最後に担任の先生が来て怒るわけでもなく僕の話を聞こうとしてくれたんです。誰にも助けてと言えなくて悩んでいた時期だったので、こういう大人もいるんだと強く印象に残っています。そのことが大学で心理学を学びたいと思うきっかけとなり、それからはまた真面目に勉強しました。
 僕は岩手出身ですが家は沿岸部ではないため東日本大震災の被害は少なかったのですが、大学には親を亡くした人や福島でいじめられて地元を出た人など苦しんでいる友人もいました。被災地に支援に行く機会もあり、自分が何をすべきか一番迷った時期でもあります。悩んでいる人を助けたいという思いはその頃からずっとあって、看護師であり人に対しとても思いやりのある母のような人になりたいです。だから今、助けを必要としている人たちのために働けていることは嬉しいですし、迷惑をかけてきた家族に社会人として安心させられているのかなと思います」


日々勉強。地元・岩手でもっと進んだ福祉を広めるために

菅野さんは福祉の仕事を始めて、想像と違うところが見えたと話します。
「大学でも福祉について勉強し、前職でもビルの清掃員が障がい者の方だったりと僕自身は福祉を身近に感じていました。しかし現場で感じたのは、一般就労について企業の方や役所の人と話してみると”障がいがあるから“と線引きされている部分が思っていたよりもずっと多いこと。みんなもっと福祉について知っていて開けた世界だと思っていたのですが、実際は社会と福祉の繋がりが薄いことを知りました。僕は心理士などの資格が取りたくてずっと勉強しており、いずれは地元・岩手に戻って福祉の仕事、できれば病院などで働きたいと考えています。予備校を辞めて名古屋に残ったのは都会で進んだ福祉を知るため。しかし意外と進んでいないことがわかったので、ここで広めるにはどうしたらいいのか、それがわかれば地元でも活かせると思ったんです。
 多くの人を救いたいという思いはあるけど実際は難しく、とりあえずは目の前にいる人たちの最善を考えることが今は大事。最近は養護学校に行く機会が多いので発達障がい者の支援に力を入れたいと考えるようになりました。ハサミなど道具の使い方、時計の読み方、お金の使い方などがわからない方も多いですが、学ぶ環境が無かっただけだと思うんです。そんな人たちのできることを増やせる支援をしたいです」
 社会と福祉をもっと繋げたいと願う菅野さん。利用者様の存在が支えになっていると語ってくれました。
「入社して半年ほど経った頃、仕事で悩んだ時期がありました。僕と歳が近い自閉症のあるパートナーさんは普段から名前を呼んだりしてくれるのですが、その日の朝、僕の様子を見て『菅野さん元気?』と声をかけてくれたんです。思わず涙が出そうになりました。彼は言葉を上手く伝えられない方でしたし自閉症について”相手の感情を察しにくい“と勉強してきたのですが、それが全てではなく、彼の本当の姿が見えた気がしました。勉強して理解したつもりになっていたけど、環境などによって人それぞれ全然違うんだと実感しました。支援の現場ではあるけれど、スタッフとパートナーがお互いを必要としていると感じます。パートナーの皆さんは僕にとって大事な存在。誰かがいるから頑張ろう、社会には助けてくれる人もいると皆さんにも知ってほしいです。そしてみんなが働きやすい世の中になってほしいし、しなくちゃいけないのです」


StaffVoice リアルQ&A

●この仕事のやりがいは?

パートナーさんがやりがいを持って働いている様子が見られるところ。ヒューレの仕事を通して社会との繋がりを感じてもらえたら嬉しいです。またスタッフとパートナーがお互いを頼って一緒に仕事をすること自体が楽しいですね。

●仕事をする上で大切にしていることは?

相手の話をよく聞き、話す前に言葉を選ぶようにしています。普段はよく喋るほうですが、たくさん喋れば喋るほど相手を傷付けてしまうきっかけも増えてしまいます。些細な一言が相手の中で残ってしまうこともあるので、仕事では言いたいことを口に出す前によく考えてから、ふさわしい言葉を選んで話します。

●仕事上で難しいと感じることは?

言語心理学など言葉について勉強してきたので、やっぱり人は言葉を通じていろいろ理解するんだろうと思います。そういう意味では、言葉を上手く発せられない人の考えや感じていることを理解することが難しく、もどかしく感じてしまいます。

●この仕事はどんな人に向いている?

人のことを思いやれる、想像力のある人。障がいがあるからハサミは使えない、知的障がいがあるからデジタル時計にするなどと決めつけず、「ハサミを使えるようになりたいのかも」「文字盤の時計が読みたいのかも」と本人が本当に求めていることは何だろうと想像することが大事。答えを曖昧にできる人が合っていると思います。


ココで働いています!

STAFF NAME

菅野 颯 Kanno Hayate

PROFILE

2021年度入社。自分が学んできたこと、それを困っている人を救うことに活かせないかという想いが強かったため入社しました。

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