愛知県内を中心に障がい者・高齢者支援、福祉・介護・医療・教育事業を展開しています。

吉沢 純生


やらずに後悔するより、やってみて後悔したほうが良くない?

工業高校を卒業して9年間、大手自動車部品メーカーで自動車部品の精密測定をしていました。同期は多かったけれど、友達は少なかったです。少数派だったんでしょう。今の会社に転職するにあたっては決断するまでに数年かかりました。24歳で代表濱野と知り合い、時々会って、話をして、興味を持ちつつも自身の未熟さに足がすくみ、安定と挑戦の狭間で約2年間葛藤していました。そんな時に少数派の中の一人の友達に言われたんです。「やらずに後悔するより、やってみて後悔したほうが良くない?」って。「やらずに後悔するより、やってみて後悔する」っていうのはつまり「挑戦する」ということ。

失敗したとか、叱られたとか、そりゃあ嫌ですけど、20代30代で叱られるより、40代50代で叱られる方がもっと嫌だなと思って。自分の父親が会社で叱られてる、と考えたらゾッとする。失敗して後悔して、悔しいから学んで、次に活かす。挑戦したことを後悔したくないです。今では常にこのワードが、頭の中をウロウロしてますね。今でも鮮明に覚えているのは、入社前に弊社施設のバーベキューのイベントに参加する機会があって、これまで同僚や上司に「なんで空は青く見えるのだろう」なんて話をしてもまともに返ってきたことがなかったんです。でも濱野は的確に、さらに上を何でも答えてくれるし、そこに参加していた若干小学生の、世間では”障害者”と呼ばれている子供たちがじゃんじゃん意見や知識を話し出し、話は壮大に広がっていく。大手と呼ばれ、高学歴といわれる人達といても満たされなかった僕の好奇心の暴走スイッチが入った瞬間でした。


言われてやるのは作業、自分で考えてやるのが仕事

よくある「残業」が昔から苦手でした。行った仕事の「質」ではなく、「時間」に対して支払われる残業代に理解が出来ず、遅くまでダラダラと作業をしている同僚に「まだ帰らないの?」と、よく茶化していました(笑) 人間の代わりに機械が働くというのが当たり前になってきて、自分の分身としてロボットが居たらな、と考えたことってありませんか?では機械と私たちの違いってなんでしょうか?違いは幾つもありますけど、僕は、「考えているか否か」だと思っています。

大体のことは指示を与えれば機械でも出来ます。でも相手のことは考えられないから、簡単に傷つけてしまう。でも僕らは考えられるから、思いやれる。ロボットみたいな人間にはなりたくないし、なってほしくないです。会社に入れば指示されて動かなければいけない。しかし、考えずにただ”こなす”のではなく、考えながら動くことで、色んなものが見えてきます。それを全員で共有したいですね。


ひとりでできるなら、会社には居ない。

この業界に入ってからというもの、自分に福祉の心はあるのかだろうか?という不安が常にあります。冷たい、なんて言葉を昔からよく言われていましたからね(笑)ただ、僕らができることは、徹底したサービスを提供すること。そう考えています。そのためには、利用者様がどのような思いで福祉サービスを利用するのか、どのように利用したい施設を探しているのか、申請から利用開始まで、どういった手順をふむのか、だれに相談しているのか、といった色々な情報を整理して、より安心して利用してもらえる環境をつくっていく必要がある。だから情報収集は常に行う。それでも日々、社会の環境は変わっていきます。

既存のツールをより良いものへと常に改善し、昨日より今日が楽しい。そんな連続の中で働きたい。そう思える会社だなと、従業員全員が感じられるようにしたいです。そんなスタッフに囲まれる子供たちを想像すると、笑顔じゃないはずがないんですよね。だけれども、僕ひとりでそれは創り上げることはできなくて、みんなの力で実現していくべきで、これを可能にする仲間たちにもっと出会いたいと思っています。


「覚悟」はいいか?オレはできてる

弊社では「覚悟」という言葉がよくでてきます。とくに役員同士での会話ではそれはもう頻繁に。ちょうど「どんな人材をもとめるのか?」という問いに対して「覚悟がある人、覚悟を理解している人。あれ?でも覚悟って何て説明すればいいのだろう」と話していました。そうなんです、「覚悟」とは形の無いものだからこそ、それぞれの中で抽象的価値観として存在していると思います。僕は「動作と思考の隙間の無い状態」と捉えています。弓を引くと決めた時にはもう弓を引いている、やろうと決めた時にはすでにやりはじめている。そんな状態。この覚悟には「選択」という前提が必ずあります。自分で選択して決めた時にはすでに「覚悟」された状態だということ。つまり自分の選択に責任を持つということだと思っています。

この業界はもっと良くなるし、良くならなければいけない。あまりに不器用なこの業界を僕らが変えなくてはいけない。同時に変えていく面白みも感じています。僕は弊社を福祉のパイオニア的存在にしたいと思っています。近年福祉業界も賑わいをみせていますが、本来の根っこの部分の矛盾をどう達成させていくのか。そこが今後の大きな課題になると思っています。そこを解消し、達成させていく段階をさも軽やかに駆け上がってみせようじゃないかと思っています。しかしその為にはまだまだ、多くの仲間が必要です。もし、あなたが弊社に興味を持ってくれたらいつでも会いにきてください。新たなビジョンを掲げたJWCOで、僕の「覚悟」はできています。次はあなたの登場を待っています。


STAFF NAME

吉沢 純生 Sumio Yoshizawa

PROFILE

大手自動車部品メーカーに勤務していたが、24歳で代表理事の濵野剣と遭遇。障がいと言われる子供たちの、知性と素直さに衝撃を受け2016年4月入社。主としてHRD(Human resource development) を行う。採用人事担当。悩む時間があるなら考える。

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