JWCO総合情報誌『フクミル』タイアップ記事
2017年度入社、能力探求スクール ジーニアス「豊田荒井」校、坂川 紀子にリアルインタビュー!
生活のために始めた仕事が今では 大好き!
児童発達支援管理責任者として働く坂川さんは、以前は福祉とは無関係の仕事をしていましたが、家族を養うため、正社員になるために就職したのが前職の生活支援(成人)の入所施設。そして現在は、弊社運営のジーニアス荒井校にて活躍中!そんな坂川さんに福祉について、また子ども達への思いについてお聞きしました。「前職では、初めての福祉で右も左もわからず、最初は泣いていました。でも続けているうちにハマってしまい、めちゃくちゃ楽しくて今では大好きな仕事です。実は前職でケガをして体力的に厳しいと感じることもあるのですが、好きだから辞められません。
転職の際、成人や高齢者福祉へ進むつもりで、正直、児童福祉へ進むことは考えませんでした。しかし、面接で面接官に『子ども達の将来に向けてどう支援していくか、どう育っていくのかを見るのも楽しくない?』と言われて、確かにそうかも!と思い今に至ります。あの言葉が無かったら、きっと児童福祉には来ていなかったと思います。私は成人の方とのまったりした時間が大好きなのですが、放デイでは、成長途中の子ども達だからこそ支援次第で出来ることを増やしてあげられることにやりがいを感じます」
子ども達の笑顔が大好きだと語る坂川さんですが、支援はやはり簡単なことではなく、なかなか教科書通りにはいかないと話してくれました。
まだまだ勉強することがたくさん…日々努力することが大事。
「利用者様が泣いて暴れるようなことは、できれば減らしてあげたいと思うんです。でも前はこうしたら改善したのに次は違ったり。それで『根本的な部分がわかっていない』と言われてしまったり…。暴れないようにするのではなく、本人が伝えたいことを理解してあげることが大切で、そのためには利用者様とたくさん接して関係性を築かないとダメだと思っています。ただ、スタッフにも利用者様にも相性はあると思うので無理強いはしないのがモットー。全部を一人で見るのではなく皆と協力しあうことが大事で、周りのスタッフ達にも助けられています」
坂川さんは今年の4月から弊社の虐待防止委員長に。来年度より設置が義務化された虐待防止委員会についてお聞きしました。
「弊社では今年度からスタートした虐待防止委員会ですが、スタッフによる虐待を見つけたら私に報告され、現場に出向いて話し合い、再発防止措置をするという流れです。実際にはまだ報告はありません。この役を受けて、厚生労働省が出している冊子や本などを読み込んだりして勉強しており、これから研修などにも行く予定ですが、勉強すればするほど、改めて知らないことだらけだなと実感しています。虐待は不透明なものが多く、判断も難しいため、『見る目』を養うことが重要だと考えています」
児発管業務の他に、障がいや支援、虐待について日々勉強と努力を重ねる坂川さん。抱える課題が多くて大変そうに見えますが、実はとてもポジティブで、子供の頃は「もっと悩め」とよく怒られていたとか。しかし「悩んでいる時間が勿体ない」とすぐ切り替えて先に進みたがるのだと教えてくれました。それはどんなに苦しくても上を向ける、生まれ持った才能なのだと感じました。
StaffVoice リアルQ&A
●この仕事のやりがいは?
子どもたちが思いっきり楽しんでいる瞬間です。笑顔を見るのがとにかく大好きで、心の底から笑っているのがわかると本当に嬉しいです。あの笑顔を見られるのがたまらないです!
●仕事をする上で大切にしていることは?
笑顔を忘れないこと。苦手意識を作らないこと。日々努力し、苦手なことから逃げないこと。「継続は力なり」です。
●仕事が大変な時はどうしている?
考えて支援したことに対して、答えが出ない時。こうした方がいいと思ってやったことでも失敗してしまうことがあり、難しいですね
●この仕事に向いている人は?
物事を決めつけることなく、きちんと観察し見極めることが出来る人が向いていると思います。
●今、挑戦してみたいことは?
子どもの頃にやりたかったピアノを始めようと思っています。小さい頃から習いたかったのですが、経済的な理由で習えませんでした。夢中になれることを見つけて生き生きしたくて、先日とうとう資料請求したところです♪
●将来の夢、ビジョンを聞かせてください。
今関わっている子ども達が、大きくなって会いに来てくれるような関係性を築きたいです。子ども達の成長が見られるっていいなあと思います。
ココで働いています!
STAFF NAME
坂川紀子 Noriko Sakagawa
PROFILE
2017年度入社。正直、悩んでいたのですが、面接官に「将来を見据えた支援をしてほしい」と言われ「面白そう(ワクワク感)」と思い入社を決意。休みの日は多趣味で好奇心の強いタイプなのでコロコロと変わります。今は華流ドラマや本を読んでいます。