JWCO総合情報誌『フクミル』タイアップ記事
2023年度入社、UNIBO、山中達矢にリアルインタビュー!
人のために何ができるか
今年の5月に入社した山中さんは、マーケティング事業部に所属し、東日本大震災で被災した陸前高田市の奇跡的に残った一本松を保護する際に発生した木くずを有効活用するため、学生たちと一緒にどう活用していくのかを打ち合わせをするなど、いろいろなプロジェクトに参加しています。現在はマーケティング事業の他に、就労継続支援B型事業所ユニボのスタッフとしてパートナーさん(利用者様)のサポートや店舗経営にも携わり、能力探究塾ダヴィンチの講師として授業をしています。そんな山中さんのこれまでにあった失敗談、成功談、人生の分岐点についてお聞きしました。
「前職ではテレビ番組やCM制作、ユーチューブ制作をしていました。そこで人間国宝と呼ばれるような職人さんとメールでやりとりをしていた時に、その方の名前の漢字を間違えて送信してしまったことがありました。もう仕事をしない、撮ったデータも流してはいけないとまで言われれてしまいましたが、職人さんのもとへ足を運び2~3時間ほど謝り続けて最終的には許していただけたものの、人生で一番の苦い経験だったと思います。
また、僕は吃音という言語障害を持っていて、大学生の時に言語障害で悩んでいる人たちのセルフケアグループに参加しました。そこで吃音がどういったものなのかを社会に発信していきたいと思い、実際の声や映像制作で出会った一人の少年について取り上げたところ、その映像で賞をとることができました。また取り上げた少年の担任の先生や周りの環境が変わり、少年の母親から『息子が救われました』と感謝のお言葉をいただいたのが、僕の中では人生最大の成功だと言えます。
人生の分岐点は、一緒に将来を添い遂げようと思える方に出会い、周りに障害を持った方がいることや自分の境遇もあって、そういった方々に何かできないかと思ったこと。この考えは入社時のきっかけにもなりました。
福祉を知り、人材育成と仕事の創出に力を入れたい。
現在ユニボでパートナーさんのサポートをしながら作業をしている山中さん。入社前と福祉のイメージが変わったと言います。
「大学生の時に映像制作をした時もそうですが、失礼ながら障害のある人に対しては基本的にこちら側が何かしてあげないといけないと思ってました。ですが入社してみて感じたことは、逆にこちら側が何かをしてもらう、お仕事を一緒に手伝ってもらうためにどうやってサポートしていくのか、と福祉についてとても勉強になりました。」
JWCOに入社してからは、プライベートでも福祉施設を見たらどんな施設なのか気になったり、高齢者や障害のある方に気を配るようになったとのこと。さらに、「JWCOは一つのことだけではなく、いろんなことができて選択肢が広い。また自分のためではなく誰かのために仕事がしたいと僕は考えていて、利用者様の今や将来のために何かをしたいから仕事を続けられる」と話されています。
「JWCOでは、動画制作や現場の知識を活かしてパートナーさんの技術の向上、また一般就労に向けて動画制作チームを作り、動画制作のお仕事を受けていきたいです。今では、ダヴィンチや動画制作チームを動かしていくために、自分でも一歩踏み込んだ編集ができるように空いた時間いろんな動画を見て勉強したり、初心者でも入りやすい編集のやり方を考え、パートナーさんに限らず僕がサポートした方々が社会で活躍できるようになってもらうことを目標にしています。その過程でサポートしている皆さんに達成感を味わってもらえた時が仕事をしてよかったと感じる瞬間です。」
最期に山中さんは、いろんなところに気を使えたり、積極的にコミュニケーションを取れる人、たくさんのことに興味がある人がJWCOに向いている人だとだと語ってくださいました。
StaffVoice リアルQ&A
●この仕事のやりがいは?
教えることです!人によって教え方も変わってきますので、教えた人たちが理解してできるようになっていくのを見ると、とてもやりがいを感じます。
●仕事をすることで大切にしていることは?
納期や相談事を後回しにするのではなく、早めに進めて仕事をこなす。相手側に迷惑をかけないようスピード感を大切にしています。
●仕事をする上で難しいと思うことは?
パートナーさんとの接し方です。話していて何に困っているのか、また気を使ったほうがいいのかなど、わかりづらい部分が多く、コミュニケーションの取り方が難しいと感じます。
●印象に残ったことは?
たくさんありますが、一番はUNIBOができたことです。もちろん新事業の立ち上げに携わったことなんてないので、学ぶことも仕事内容も初めてのことだらけで、面白い会社だなと感じました。計画や営業もそうですが内装工事を自分たちでできる部分はパートナーさんに作業してもらったり、多くの企業様と連携したりと、立ち上げの動きやパートナーさんへの仕事の振り方も含め、とても勉強になりました。
●この仕事に向いてる人は?
いろんなところ気を使える人や積極的にコミュニケーションを取れる人だと思います。
ココで働いています!
STAFF NAME
山中 達矢 Yamanaka Tatsuya
PROFILE
2023年度入社。前職では間接的に“人のため”になる仕事をしていました。しかし、もっと間接的に“人のため”になる仕事がしたいと思ったからです。