JWCO総合情報誌『フクミル』タイアップ記事
2016年度入社、【アペロ・ヒューレ「相生」店】川瀬 智也にリアルインタビュー!
ヒューレに来て1年半、未だ勉強中。
アペロ・ヒューレの店長として勤務するサービス管理責任者の川瀬さんは、以前は高齢者支援施設で仕事をしており、JWCO入社後もデイサービス春夏秋冬で働いていました。一昨年の11月にアペロ・ヒューレに配属されて初めて障がい者支援を経験し、そして現在に至ります。
「高齢者支援も障がい者支援も基本は人なので、個人を見るという意味では一緒ですし、支援の内容や考え方で似た部分もあります。しかし、何より利用者様の年代が違うので対応や支援の仕方も異なり、勉強不足を感じています。ここでは『介護』という考え方は無く、利用者様たちが自分の力で生きていくための『支援』であり、利用者様のメンタルが弱くなっている時などは長めに話を聞くこともあります。これもケアの方法の違いで、話を聞く時間は高齢者支援の時よりも増えました」
高齢者支援から障がい者支援の現場へと変わり、毎日勉強中だという川瀬さん。
何事も経験や積み重ねが大事だと感じていながら、年齢的な要因でなかなか新しいことが身に付かなくて自分のやり方でないと上手くいかず、「遠回りしている」と自身のことを語りました。では、経験前の障がい者支援の仕事に対するイメージとの違いや、経験してみて感じたこととは?
病気は「その人」ではない。人となりを知ることが大切です。
「大体はイメージ通りでギャップはありませんが、利用者様達は意外とあっけらかんとしているなと思いました。なんとなく病気についてあまり触れてはいけないような気がしますが、ご本人から普通に話してくれるんですよね。病気の部分だけが特別で、基本的には僕達と何も変わらないのだと改めて気付かせていただきました。また、ある作業が上手くできなかった方ができるようになったり、朝なかなか来れなかった方が来れるようになってきたら嬉しく思います。僕は経験が浅いので、そういうことが本当に実感として響くんですよ」
ニコニコと嬉しそうな表情でそう語る川瀬さん。今後の目標について聞いてみました。
「利用者様の中には、困った時に誰かに言えない方や自分を出せない方もいます。そんな方々にも『川瀬さんに相談してみよう』と思われる人になりたいです。また、ここはお店あっての事業所ですから、良いお店作りをしっかり行いたいと思っています。今は植物や昆虫に詳しく頼もしいスタッフも増え、店舗運営は安心して任せていますが、ここぞという時は『店長ー!』と呼んでもらえるように精進したいと思います。インスタの事など結構こっそり考えています(笑)」
未経験の環境に戸惑いながらも、今日まで日々精進を重ねてきた川瀬さんの真面目さや誠実さが伝わってきました。
StaffVoice リアルQ&A
●アペロ・ヒューレでの一日の主な仕事は?
送迎、利用者対応(面談など)、事務作業、見学対応、品出しなど
●アペロ・ヒューレでのチーム配属の決め方は?
植物ショップなので基本的にはプランツチームからスタートして植物について覚えていただきます。その後、意欲がある方にはIT研修やバッジ研修をしていただいたり、こちらから誘ってみたりします。体力に不安がある方、虫が苦手な方、パソコン作業が不得意な方などを考慮し、利用者様の希望を尊重しています。
●仕事をする上でのこだわりは?
利用者様としっかり話をし、利用者様の年齢に合った対応をすること。自分より経験のある方や年上の方にも失礼の無いように接します。
●この仕事に向いている人は?
相手に敬意を持って接することができる人。話が好きな人。さらに福祉に興味があったり、植物や昆虫が好きだとなお良いです。
●JWCO の良いところは?
スピード感があるところ。意見を出しやすく、それについての返答が早いことです。ちゃんと理論立てて提案すれば答えが早く返ってくるので話もしやすいです。
STAFF NAME
川瀬 智也 Tomonari Kawase
PROFILE
2016年度入社。高齢福祉を中心に経験を重ねてきたが、JWCOは障がい者事業も多岐に渡って行われていたため総合的な福祉を学べて自身の可能性も広がると思い入社を決意。自然に囲まれた場所が大好きで、趣味である釣りや温泉旅行でも自然に囲まれた場所を選んで訪れているそう。